大腸がん検査当院では、痛みも食事制限もない検便による大腸がん検査を行っております。
検査結果は1週間かかります。

男性はおよそ11人にひとり、女性はおよそ14人にひとりが、一生のうちに大腸がんと診断されています。
大腸がんは女性のがんによる死亡数の第一位です。安心のために検査をうけましょう。
当院では、痛みも食事制限もない検便による大腸がん検査を行っております。

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※ 川口市の助成があります。川口市の助成を受けられる場合は、対象・受診方法等詳しくはこちらをご覧ください。

大腸がん検査とは

便に潜む血液の有無を調べる検査、いわゆる検便を行います。
大腸がんの検査と言うと、大腸を直接診察する検査を思い浮かべるかもしれませんが、大腸がん検診では便を検査する事でがんにかかっているかどうか調べることが出来ます。
大腸がんやポリープがあると、便が腸内を移動する際に便と組織が擦れて血液が付着します。便潜血検査では便に血が混じっているかどうか調べ、目に見えないわずかな出血も検知することが可能です。
便潜血検査を受けることで、がん検診の中でも最も死亡率が下がる事が証明されています。
便の採取は自宅で行う事が出来ます。
便の表面を採便用の棒でまんべんなくこすり、通常2日間分の便を採取します。食事制限の必要もない簡単な検査です。

大腸がんとは

大腸は、主に水分の吸収を行い、便を作る役割を担っています。
便の中には食物の残りかすや、はがれ落ちた腸内の細胞、さまざまな細菌が含まれています。
大腸は、全長約1.5m~2m、直径約5~7cm(小腸の2~3倍)で、小腸を時計回りに取り囲むように位置しています。
大腸は、盲腸、結腸、直腸に区分され、結腸はさらに上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に分けられます。
大腸がんの発生率は、直腸が34.1%、結腸が65.9%です。
大腸がんの発生率は増加傾向にあり、がんによる死亡数でも胃がんを抜いて第二位になりました。
男性はおよそ11人にひとり、女性はおよそ14人にひとりが、一生のうちに大腸がんと診断されています。
大腸がんは女性のがんによる死亡数の第一位です。
男性では26,818人、女性は22,881人の方が大腸がんで亡くなっています。(2015年)

大腸がんの原因

生活習慣に関わる大腸がんのリスク要因として、運動不足、野菜や果物の摂取不足、肥満、飲酒などが挙げられています。
この20年で大腸がんによる死亡数は1.5倍に拡大していて、生活習慣の欧米化(高脂肪・低繊維食)が関与していると考えられています。
また、大腸がんの家族歴がある方はリスクが増加します。
腫瘍性大腸炎を長期間患う事でも大腸がんのリスクを高めます。